パリでも和食を作りたい

ヨーロッパひとり暮らしの自炊事情

蒸す

 

パリに来てから2年ちょっと。

日本と同じ食材が手に入らないなりに、色んなご飯(主に和食や中華)を作ってきました。炒める、焼く、茹でる、煮る、炊く、はできても、なんだか蒸すってハードルが高い。でも焼売食べたい。

 

前に冷凍の肉まん買って、鍋の中にお皿ひっくり返す裏技?を試したときは鍋の高さが足りなかったのか、外はべちょべちょ中はまだ凍っててカチカチという大失敗をしているので、それももうやりたくない。

 

せいろ買おうかな。

と思い立ったが吉日、中華スーパーの片隅で売られているのを見たことがある気がしたので、Bellevilleのアジアスーパーに行ってきました。

f:id:jardin-botanique:20181213004313j:plain

かわいい、そして安い...!

 

一段3、9ユーロくらいでした。一応何件かまわってみましたが、どこも同じせいろを置いていた気がします。

 

とりあえず同じスーパーで冷蔵で売っていた肉まんと、蒸し野菜。オクラやえのき、白菜もOpera の日本食スーパーで買うより断然安い。

f:id:jardin-botanique:20181213010315j:plain

 

手順としてはお湯を沸かしてせいろをセットし、野菜などをただ切って入れるだけなのに本当に美味しい。蒸す時間も5〜10分なのであっという間です。もっと早く買えばよかったなー。 この日のつけだれは、醤油とオイスターソース、豆板醤、お酢、ごま油、砂糖を混ぜました。(この辺はBellevilleか13区の中華スーパーTang Frèreに売ってます) スイートチリソースとか、ごまだれとか作ってみても美味しそう。

 

後日鶏肉も試してみると、なんと下の鍋で沸かしていたお湯が鶏だしの美味しいスープになっていました。鶏肉の下にお皿ではなくて白菜を敷いていたからだと思いますが、ということは、上の段でご飯を温め、下の段でおかずを作り、同時にスープまでできてしまう...? 一人暮らしにとって最高じゃない?